デジタルセラピューティクス

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2023/03/14

米国eHealthジャーナル第84号

フロリダ州のメディケイド、フォーミュラリーにPearの処方箋DTxを収載

メディケイドプログラムを通じてDTxのアクセスを拡大

処方箋デジタル・セラピューティクス(DTx)の開発に特化するPear Therapeutics(以下、Pear)は1月18日、同社の処方箋DTx である「reSET」と「reSET-O」がフロリダ州メディケイドプログラムの優先医薬品リストに追加されたと発表した。メディ...

MSA パートナーズ

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2023/03/14

米国eHealthジャーナル第84号

Akili Interactive、従業員の約30%を削減へ

不況下でより長いランウェイを確保

一部報道は1月18日、小児の注意欠陥・多動性障害(ADHD)患者向けのデジタル・セラピューティクス(DTx)を手掛けるAkili Interactive(以下、Akili)が従業員の約30%を削減する計画であると報じた。 Akiliが証券取引委員会(SEC)に提出し...

MSA パートナーズ

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2023/03/14

米国eHealthジャーナル第84号

サブスクリプション型減量アプリのNoomがレイオフ

不確かなマクロ経済環境下で3度目の実施

一部報道は1月27日、減量アプリのNoomがレイオフ(一時解雇)を実施すると報じた。Noomは、2022年4月にコーチング戦略の変更に由来するレイオフの実施により減量コーチ要員を25%削減し、その後10月にも従業員の10%にあ...

MSA パートナーズ

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2023/03/09

デジタルヘルス討論会

現役臨床医によるオンライン座談会 【第6回】

現在注目されている「スリープテック」に興味を持つ先生方に集まってもらいました、現役臨床医によるオンライン座談会「睡眠とスリープテック」は今回が最後となります。話題は、医療現場でのアプリの導入や認知行動療法等へと発展していきます。

LSMIP 編集部

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2023/03/02

メンタルヘルス・精神科医療におけるデジタル技術の活用(第3回)

アルコール依存症と治療用アプリの開発

デジタル療法による介入は、治療後のアルコールによる危険な使用頻度の減少、断酒や減酒の継続に効果的である可能性が報告されています。2023年1月より治験の開始が発表された株式会社CureAppのアルコール依存症向け治療用アプリを取り上げ、精神科医の視点より天野先生が解説いたします。

天野 七緒

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2023/02/28

米国eHealthジャーナル第83号

AIチャットボットのWoebot Health社、産後うつ病DTxのピボタル試験を実施

メンタルヘルス疾患のリレーショナルエージェントWoebotを開発

カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とする2017年創業のスタートアップ Woebot Labs, Inc. (以下、Woebot Health社) は1月23日、産後うつ病を適応として開発しているプログラム「WB001」の安全性と有効性を評価するピボタル臨床試験で、患...

LSMIP 編集部

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2023/02/28

米国eHealthジャーナル第83号

デジタル・セラピューティクス企業のPear 、Spero Healthと提携

全米6州、99カ所の外来治療オフィスで処方箋DTxを提供

デジタル・セラピューティクス(DTx)開発企業のPear Therapeutics(以下、Pear)は1月4日、Spero Health(以下、Spero)との既存提携を拡大したと発表した。Speroは、オピオイド使用障害(OUD)や物質使用障害(SUD)などに罹患する患者を対象とし...

MSA パートナーズ

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2023/02/16

精神医療とデジタルツールの可能性(第5回)

中年期以降における簡易認知機能評価スケール 『あたまの健康チェック®』 【後編】

軽度認知障害(MCI)の早期発見に役立つことが期待されている、認知機能評価ツール「あたまの健康チェック®」の概要を前編記事でお伝えしましたが、後編ではその具体的な内容や、臨床研究等における活用事例を精神科医のドクターY先生が紹介します。

ドクターY

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2023/02/14

米国eHealthジャーナル第82号

Boehringer Ingelheim、Click Therapeuticsとの既存提携を拡大

統合失調症を適応症とする2つ目のDTx開発で

ドイツの製薬大手Boehringer Ingelheim(以下Boehringer)は12月19日、デジタルセラピューティクス(DTx)の開発に特化するClick Therapeutics(以下Click)との既存提携を拡大したと発表した。両社は2020年9月に、統合失調症を適応症とした処方箋DTxの開発と商業...

MSA パートナーズ

2023/02/01

精神医療とデジタルツールの可能性(第4回)

中年期以降における簡易認知機能評価スケール 『あたまの健康チェック®』 【前編】

認知症は、早期発見・早期介入を行い、発症を遅らせる「予防」が重要であると言われています。認知機能低下の訴えのない健康な人々を対象とする認知機能スケール『あたまの健康チェック』は、軽度認知障害(MCI)の早期発見に役立つことが期待されています。精神科医のドクターY先生がこの評価スケールについて詳しく解説いたします。

ドクターY

2023/01/24

米国eHealthジャーナル第81号

DTxのAlex Therapeutics社、肺線維症患者向けdCBTアプリを共同開発

IPF新薬開発の近況:Vicore社、AI創薬のInsilico Medicine社ら

慢性で進行性かつ不可逆に肺機能が低下する、間質性肺炎の一型である特発性肺線維症 (Idiopathic Pulmonary Fibrosis、以下 IPF)。肺胞へのダメージの蓄積で、修復を担うコラーゲン繊維などが肺胞の間質に蓄積し、本来は柔軟な組織が硬く厚くなり...

LSMIP 編集部

2023/01/10

「知的財産」解説シリーズ 連載第4回

DTxの裏側を支えるDTx開発プラットフォーム

-サスメド社の特許を事例に-

本連載では、デジタルセラピューティクス(以下、DTx)の技術動向について、特許庁が公開している知財情報に基づいて紹介している。最終回となる今回は、DTxの裏側を支える様々な技術について、サスメド社の特...

山田 光利

2022/12/29

デジタルヘルス討論会

現役臨床医によるオンライン座談会 【第5回】

前回に引き続き、「スリープテック」に興味を持つ臨床医の先生方に集まっていただき、「睡眠とスリープテック」についてざっくばらんにお話ししていただきます。今回はスマートリングや、マインドフルネスなどといった話題が持ち上がります。

LSMIP 編集部

2022/12/27

米国eHealthジャーナル第79号

Verily、2型糖尿病管理アプリの 研究成果を報告

重篤患者で特に大きな数値の改善を達成

Alphabet子会社のVerilyは11月6日、バーチャル慢性疾患ケア・プラットフォームの「Onduo by Verily」について、2型糖尿病患者に対する有効性を検証した研究結果を報告した。この研究結果は、米国心臓協会(AHA)会議の科学セッションで...

MSA パートナーズ

2022/12/13

「知的財産」解説シリーズ 連載第3回

解像度の高いヘルスジャーニーを描き、人を巻き込む仕掛け

- 習慣化アプリ「みんチャレ」の特許を事例に -

本連載では、デジタルセラピューティクス(以下、DTx)の技術動向について、各国の特許庁が公開している知財情報に基づいて紹介する。前回は患者のヘルスジャーニーを切り口として、DTxの技術動向を概観した。

山田 光利

2022/12/13

米国eHealthジャーナル第78号

Calm、新規のメンタルヘルスケア・ソリューション「Calm Health」を発表

ペイヤー、医療機関、自家保険提供雇用主向けのシステム

マインドフルネス/瞑想アプリ大手のCalmは10月18日、ペイヤー、ヘルスケアサービス提供者、自家保険提供雇用主向けにデザインされた新規のメンタルヘルスケア・ソリューション「Calm Health」を発表した。Calm Healthのエンドユーザ...

MSA パートナーズ

2022/12/13

米国eHealthジャーナル第78号

サブスクリプション型減量アプリのNoomが2度目のレイオフ

4月にも減量コーチ要員を25%削減

一部報道は10月14日、減量アプリのNoomが従業員の10%にあたる約500名をレイオフ(一時解雇)すると報じた。

ロシア・ウクライナ戦争や、米国で急速に進むインフレとその対応としての利上げなどを背景として、投資家の弱...

MSA パートナーズ

2022/11/29

デジタルヘルス討論会

現役臨床医によるオンライン座談会 【第4回】

近年注目されている「スリープテック」に興味を持つ先生方に集まってもらい、「スリープテック」を実際に使ってみての効果や感想、先生方が気になっている睡眠に関して、互いに質問しながらお話していただきます。睡眠とスリープテックに関して、気軽に読める内容となります。今回は、3回に渡る座談会の初回をお届けいたします。

LSMIP 編集部

2022/11/22

米国eHealthジャーナル第77号

片頭痛領域のデジタルヘルス動向

Theranica「Nerivio」から、沢井製薬、ヘッジホッグ、糸魚川総合病院まで

本稿を執筆している11月下旬、冷たい雨、師走並みの寒さである。週間天気予報によれば、この先、来週にかけて低気圧が通過し、気圧も下がると予想されている。  こめかみがズキズキする。頭痛と言えば、くも膜下出血や...

LSMIP 編集部

2022/11/22

「知的財産」解説シリーズ 連載第2回

「DTx」と「オンライン診療」の連携が目指すヘルスジャーニーの最適化

本連載では、デジタルセラピューティクス(以下、DTx)の動向について、知財情報に基づいて紹介する。DTxの定義や市場予測、どの疾患が注目されているかなどについては様々な記事が発表されているのでご参照いただき、本連載では主にDTx領域における技術的な動向について解説する。

山田 光利