2019/07/23

米国eHealthジャーナル試読版

Apple、Tueo Healthを買収

疾病管理・患者モニタリング

小児喘息を監視するツールを獲得

CNBCは5月24日、Appleが、小児喘息を監視するツールを開発するTueo Healthを買収していたと報じた。金銭面での詳細は非公開。

Tueo Healthは、呼吸を監視する市販のセンサーを使って就寝中の喘息の子供たちをモニタリングし、子供の呼吸に異変が起こった場合に親のスマートフォンにアラートを発するアプリを開発している。

Tueo Healthは2015年設立のスタートアップで、これまでに110万ドルを調達している。

共同創業者でCEOのBronwyn Harris氏とCOOのAnura Patil氏のLinkedInのプロフィールでは、所属先が2018年後半よりAppleとなっている。

そのため、この時期に買収が完了した可能性が高いと考えられる。CNBCによると、AppleのCEOであるTim Cook氏は5月上旬、同社は2~3週間に1社のペースで企業を買収していると明かしている。

AppleはTueo Healthに加えて、2016年には健康・診療データの管理プラットフォームを手掛けるGliimpse、2017年には睡眠モニタリングアプリ企業のBedditを買収している。

(了)


本誌掲載の情報は、公開情報を基に各著者が編纂したものです。弊社は、当該情報に基づいて起こされた行動によって生じた損害・不利益等に対してはいかなる責任も負いません。また掲載記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
Copyright © 2019 LSMIP事務局 / CM Plus Singapore Pte. Ltd.

連載記事

執筆者について

関連記事

関連記事はありません