2021/12/28

米国eHealthジャーナル第56号

認知機能評価のBrainCheck社、シリーズBラウンドで資金調達

疾病管理・患者モニタリング, 診断・検査・予測, VC投資・M&A・決算, BrainCheck, 認知症, ジャーナル第56号, テレヘルス, FRONTEO

デジタル時代のゴールドスタンダードを目指す各社 ~ Cogstate社、Splink社、FRONTEO社、他 ~

テキサス州ヒューストンが本拠のBrainCheck社 (BrainCheck, Inc.)  は、11月3日、同じくテキサス州を拠点とするNext Coast Ventures社、S3 Ventures社が主導するシリーズBラウンドで、1,000万ドル (11.4億円)を調達し、累計資金調達額が2,000万ドルに達したことを発表した。BrainCheck社は、認知機能評価プラットフォームを神経心理学者専用ではなく、プライマリケア医のような一般医が実施可能なシンプルで拡張性のある評価ツールとして開発している。

認知症の罹患率が高くなる高齢者は、現在の数百万人から30年後には3倍に増えると予想されているが、認知機能障害のスクリーニングができる専門医は12,000人と限られており、医療資源の不足が課題となっている。また、最近の研究によれば、早期に診断・介入することで、最大40%のケースで認知症そのものの予防ないし進行を遅らせられ、最大25%の費用を節減する医療経済効果も見込まれている。米国神経学会では年1回の認知機能スクリーニングを推奨しているが、実際には進行してから診断、治療が開始される場合が多く、問題となっていた。

認知機能の検査は従来、紙とペンを用意して実施されてきたが、BrainCheck社の認知症評価プラットフォームはSaMD (Software as a Medical Device) として...


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