2019/07/09

米国eHealthジャーナル試読版

FDA、Current Healthの患者モニタリングデバイスを承認

疾病管理・患者モニタリング, 行政・規制ニュース, ウェアラブル

ますます増える「Hospital at Home」

英国スコットランドのエジンバラを拠点とするCurrent Health(以前の社名はsnap40)は4月24日、同社の上腕装着型の患者モニタリングデバイスが、患者の在宅利用を適応としたクラスII医療機器としてFDAから承認されたと発表した。

Current Healthは2月に、同じデバイスについて病院での利用を目的にFDA承認を獲得したばかり。同社のシステムは、集中治療室(ICU)レベルの精度で装着した患者のバイタルサインや活動レベルをモニタリングできるという。

Current Healthは、今回のFDA承認により患者の在宅利用が可能になったことで、医師は、担当患者の遠隔モニタリングについて、2019年1月からスタートしたメディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)の遠隔患者モニタリング(RPM)規定にもとづき、CMSから支払いを受けることが可能だと述べている(RPM規定については、試読号版第1号(2019年6月発行)記事「CMS、遠隔患者モニタリング規定を修正」を参照)

Current Healthの上腕装着型の患者モニタリングデバイス(出典 Current Health)

(了)


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