2019/12/10

米国eHealthジャーナル 第9号

インタラクティブなフィットネストレーニングのMIRROR、資金調達を実施

ジャーナル第09号, VC投資・M&A・決算, MIRROR, ウェルネス・運動療法

先行するPelotonも含め、ホームジム市場の活性化へ

全身鏡型スクリーンを通したインタラクティブなフィットネストレーニングを自宅向けに提供するMIRRORは2019年10月30日、シリーズB-1投資ラウンドで3,400万ドルを資金調達したことを発表した。

このラウンドは、Steven Cohen氏が会長兼CEOを務めるPoint72 Venturesがリードし、同氏は新たに取締役会にも加わった。またフィットネス業界やエンターテイメント業界の著名な個人投資家や、投資会社のLionTree LLC、Spark Capital等が出資者となった。この調達ラウンドで、MIRRORの調達合計は7,200万ドルとなった。

MIRRORは、スマートフォンでコントロール可能な全身鏡サイズのスクリーンを通じて、個人向けにカスタマイズされたフィットネスコースを、自宅などリモートで受講することも可能である。選択可能なフィットネスは、10種類以上の様々な強度や継続時間の収録済コースに加え、リアルタイムのフィットネスコースや、個別クラスの受講も可能となっている。

2018年9月の発売以後、MIRRORは今や米国本土全ての州に普及し、実体験出来るショールームも開設している。また、フィットネスのパイオニアであるTracy Andersonとの提携を発表するなど、コンテンツ面の充実を図っている。

自宅での利用を想定したインタラクティブなフィットネスツールの競合といえば、2019年9月にNASDAQ上場したPelotonがある。同社は、2012年にニューヨーク市で創業。アメリカのみならず、英国、カナダに加え、今年11月からドイツにも進出している。

運動者参加型でクラスが進み、画面上のインストラクターが介入し、心拍数やトレーニング強度の情報に加えて、他の参加者と比較したトレーニング成績がライブで表示される。また、トレーニング中の音楽も気分に合わせた選曲が可能となる、デジタル時代のホームジム向けトレーニングツールを提供している。

(了)


本記事は公式発表を翻訳要約し、適宜解説を加えたものである。
※ MIRRORの登記社名は、Curiouser Products Inc. である。


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