2019/06/25

米国eHealthジャーナル試読版

CMS、在宅血圧測定デバイスのメディケア償還を提案

医療機器, 診断・検査・予測, 行政・規制ニュース, 疾病管理・患者モニタリング

白衣高血圧と仮面高血圧に対処

メディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)は4月9日、白衣高血圧もしくは仮面高血圧の疑いのある※50※人々を対象に、患者の自宅で血圧を測定して医師が遠隔からそのデータを収集するのを可能にする、在宅血圧管理サービス・プラットフォームについて、全米規模でのメディケア償還を認める「National Coverage Determination、NCD)」を提案した。

白衣高血圧とは、診療室高血圧とも言われ、血圧が正常の人が診療所や病院においてのみ高血圧になることをいう。一方の仮面高血圧は、診察室や病院で測ると正常だが、家庭で測ると高血圧となることをいう。

いずれの場合も医師による正確な血圧測定が妨げられる。CMSは現在、今回のNCDの提案について一般からのコメントを募っている。

(了)


本誌掲載の情報は、公開情報を基に各著者が編纂したものです。弊社は、当該情報に基づいて起こされた行動によって生じた損害・不利益等に対してはいかなる責任も負いません。また掲載記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
Copyright © 2019 LSMIP事務局 / CM Plus Singapore Pte. Ltd.

連載記事

執筆者について

関連記事

関連記事はありません